情報を集め臨んだ一人かごしま列車旅

以前から列車を利用しての一人旅を計画しておりました。

旅する場所は、九州内か、山陰にするか迷いましたが、九州新幹線乗ったことがなく、また、鹿児島市内、知覧、指宿に行ったことがなかったので、最終的に鹿児島にしようと思いJR九州旅行にJRプラスホテル込みのプランを申し込みました。

旅行日は連休を避けて、5月7日から9日に設定し、4月はじめからインターネットや旅行雑誌、JRの観光パンフレット等で鹿児島の見所やグルメに関する情報を集め観光計画を立てました。

5月7日

8時29分発の特急かもめで新鳥栖へ。

連休を避けたせいか座席にもゆったりと座ることができ、長崎を出て3時間であっという間に鹿児島中央駅に到着しました。

ホテルにチェックインを済ませ、昼食は鹿児島ラーメンときめていたので、すぐにグルメ雑誌にあったラーメン店でとんこつラーメンを注文し頂きました。

黒豚を使った濃厚なとんこつラーメン、とろとろのチャーシューは予想したとおり美味しかった。

ラーメンに満足して、次は、バスで知覧の特攻平和会館へ、約1時間10分、案内どおりに特攻観音入口に到着。

会館に行く途中、戦争中のものと思われる飛行機や慰霊塔などを見学。

入場券を購入し会館の中へ。特攻隊員の遺書等に涙、涙、涙。

戦争の悲惨さ、世界平和について改めて考える機会を得ることができて良かったと思いました。

見学を終えた後、売店でお土産の知覧茶を購入。鹿児島行きのバスを待つ間、近くを散策。

路沿いの慰霊の石灯篭の数に圧倒されました。

夕食は黒豚のしゃぶしゃぶ、あっさりして美味しく焼酎もすすみました。


5月8日、晴天

朝から中央駅観光案内所で電車やバスが1日乗り放題で桜島行きフェリーにも乗れる1日乗車券の「キュートを購入して、中央駅からシティービューで城山展望所へ。

市内、桜島を展望した後、桜島桟橋からフェリーで桜島へ。

到着後、歩いてビジターセンターへ行き、桜島の噴火の歴史等を見学。  センターから観光地を廻るアイランドビューに乗り、湯乃平展望所等から桜島の見学。

途中で3回ほど爆発しました。間近からの爆発に感動。

今年は既に爆発回数が500回を越えているとのこと。

アイランドビューの運転手さんのユーモアを交えたガイドは楽しかったけど、火山灰は大変だと思いました。

桜島港へ戻った後、足湯に浸かりたかったのでまた歩いて桜島溶岩なぎさ公園へ。

足湯はちょうど良い温度で、20分ほどゆったりと浸かって疲れを取ることができました。

足湯からも爆発を見ることができ、帰りのフェリーまで計6回の爆発を見ることができました。

桟橋に着いて、近くのドルフィンポートへ歩いて行き昼食。

生ビールと黒豚のヒレカツ定食を頂きました。

やわらかくて美味しかった。

ドルフィンポートからシティービューで天文館どおりへ。

一旦ホテルへ帰り休憩後、お土産選びに山形屋デパートに行き、焼酎、かるかん、さつま揚げ、お茶、漬物など目星をつけて、次は路面電車にて維新ふるさと館へ。

管内の展示を見学した後「維新への道」などの映像を見ました。

その後、維新ロード、大久保利通像の見学。

鹿児島の歴史の厚さと深さに感動。

ホテルへ帰る途中にあって、前の日から目を付けていた「かごっまふるさと屋台村」へ。

焼きはまぐり、焼き鳥等をつまみに焼酎を煽っていたら、隣に桜島アイランドビューで乗り合わせた北九州の夫婦が偶然隣にやってきて少しお話しを。

1,2杯飲んだら帰って行きました。

私は、生ビール1杯、焼酎を5、6杯いただき、いい気分でホテルへ。

うなぎも食べたかったけど屋台村で満足。



5月9日

朝から雨。ホテルをチェックアウト後、鹿児島中央駅へ。

中央駅内にあったお土産横丁で買い物を済ませ、市内を巡るレトロ電車に乗ろうと思い乗り場へ。

案内のボランティアの方がおられたので、すぐわかりました。

11時10分発に乗り込みました。客は私を含め7人、香港、東京、福岡の方々。

ボランティアガイドの方2人の案内で約1時間10分の電車の旅、ユーモアを交えた案内、とても楽しかった。

電車を降りた後、観光ボランティアガイドの城戸会長さんとお話をさせていただき、また名刺もいただき、「また来てください」と言われ、機会があったら是非伺うことを約束して別れました。

昼食は、中央駅のグルメ横丁でカツ丼をいただき満足。

15時1分発の新幹線に乗り込み帰路へ。

今回は、指宿、枕崎方面へ足を延ばす事ができなかったので、また鹿児島旅行を計画したいと思っています。

とても楽しかった一人旅でした。